小浜市 母と子の家 児童発達支援センター CokoUta

Cokouta日記 令和5年9月 保育所等訪問支援サービス

~学校生活~

 コロナ禍を経験し、学校生活がデジタル化されたことで、私が感じたことを書きます。

 コロナ前は一人一台のパソコンはありませんでした。コロナ後は一人一台のパソコンがあり、その活用方法もリモート授業だけでなく学習教材としても活用され始めています。子どもたちは1年生からパソコンを触り、扱いを覚え、意欲的に学習を進める機会を持つことができます。
 私の息子たちもコロナ後、学校からパソコンを支給されたことでたくさんの変化がありました。

  • 家でも学校の授業を受けられる保障がされたこと。
  • ドリルやワークがデジタル化され、宿題の一部がパソコン入力の課題になったこと。
  • パソコン入力の練習として、ゲーム感覚でタイピングに取り組み、入力速度が上達していること。
  • 授業で班活動をする時にパソコンの機能を使って資料を作り、大人の会議さながら進めていること。

私の方が息子から教えてもらう程です。何より、パソコンを使っている時の子どもたちは、学習意欲や授業への参加意欲が高くなっているように見えます。また、使っている機能は大人になってからすぐに仕事に生かせるものばかりです。

 さらに学校の環境もデジタル化され、学びやすくなっています。例えば、教科書のどのページを見ているのか、前にあるモニターにデジタル教科書が映し出され、拡大されてとても見やすくなっています。また、何か作る時やお手本が必要な場合は、自分のペースで動画を再生して確認することができます。植物などの観察の時はカメラを使って撮影し、保存して後で観察日記を作ります。他にもパソコンを使って授業に取り組む様子をたくさん目にします。

他にも、体育の授業や発表会の練習などに活用されており、自分の動きや様子をすぐに客観的に見ることができ、どうすればもっとよくなるのか、以前撮影した物と比べてどれくらいよくなっているのかなど、確認することができます。

 もちろん、使い方のルールも学校ごとにあると思いますし、活用方法は学校ごと、学級ごとに違うと思います。この変化した学校生活の中で、より心地よく楽しい学校生活を送るための環境が、どんどん進化していくことを願っています。

(文責:大江)